おしいれのぼうけん

おしいれのぼうけん
作者: 古田足日, 田畑精一
出版社/メーカー: 童心社
発売日: 1974/11
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本棚を整理したので、スッキリ手に取りやすくなりました。私の気分もスッキリなので、珍しくお昼に「絵本読もうか、選んでおいで」と言ったらこれを選んできました。
押し入れの目に怖がったり、ハラハラしたり、読んでいてハナの体が緊張しているのがすごく伝わって、手応えを感じる１冊です。最後は出てきて、おしいれもねずみばあさんも怖くなくなってホッ。
おしいれって怖くもあり、楽しくもあり、ドラえもんのベッドでもありなんですよね。引っ越し前のがらんとした押し入れに登ったり隠れたりして遊ぶのが、引っ越す時のお楽しみの一つだったのですが、そのときのちょっと切ないような、不安なような、そして新しい生活に期待しているドキドキの何とも言えない気持ちを思い出しながら読んでいました。