ピンポーン

ピンポーン
ピンポーン
作者: 中川ひろたか, 荒井良二
出版社/メーカー: 偕成社
発売日: 2000/02
メディア: 単行本
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我が家の絵本棚は2カ所にあって、主に赤ちゃん絵本が並んでいる居間の絵本棚と、絵本〜児童書が並んでいるメインの絵本棚に別れています。
マオはほぼ居間の絵本棚から絵本を選んで持って来るのですが、その中でもある1カ所の絵本を持ってくる頻度が高いです。
それは、福音館書店の012絵本と「がたんごとん」や「くつくつあるけ」のサイズの絵本が詰まった場所。最初、その場所が一番手に取りやすいからかと思っていました。でも、場所が隣の「ちいさなうさこちゃん」シリーズやせなけいこの絵本はガガーッと引っ張り出して積み上げはするのですが、持っては来ません。つまり、手に取りやすいだけではなく、ちゃんと自分の好みで選んでるんだなあと。

でももしかしたら、今まで手に取らなかった絵本で気に入るものがあるかもしれないと、あちこちから持って来て読んでみています。ほとんどの絵本は途中でどこか行ってしまうか、お気に入りの絵本を上から乗せて「こっち読め」な態度に出るか。

そんな風に、私が無理矢理読んでみた絵本の中で、すっかりお気に入りになった絵本がこの「ピンポーン」です。
声を立てて笑う本ではないけれど、最後にあちこちで「ピンポーン」がなるシーンは特に好きで、あちこち指で指してはごにょごにょと喃語でしゃべっています。かくして必ず立て続けに5回は読まされる絵本となりました。