児童書、YA本を読もうと思ってる

ここ1週間で、「人形の家」(ゴッデン)、「黒魔女さんが通る!!」、「やまんば山のモッコたち」、「シモンとクリスマスねこ」、「ラモーナとおとうさん」を読了。

人形の家 (岩波少年文庫) 黒魔女さんが通る!! チョコ、デビューするの巻 (講談社青い鳥文庫) やまんば山のモッコたち (福音館創作童話シリーズ) シモンとクリスマスねこ―クリスマスまでの24のおはなし (世界傑作童話シリーズ) ラモーナとおとうさん―ゆかいなヘンリーくん

ハナとの絵本タイムは、知っているものはともかく、なるべく一緒に読みたいと思っているので、先に読むのは抑えるようにしています(借りたり買ったりするときにパラパラとは見る)。でも、児童書を読むようになって、絵本のようにはざくざく読めないし、時間を取られるので、先に読んである程度、アタリをつけておいたほうがいいかな、とクレオをまたまた利用して、児童書やYA(ヤングアダルト)と分類されるものを読み始めました。

◆「人形の家」は5年前ぐらいに読んでいたので再読。人形1つ1つの素材の描写や人形の家の質感の描写がすごい。手に取るように書かれていて、自分がトチたちで遊んでいる気分になりました。いずれはハナにも勧めたいな。


◆「黒魔女さんが通る!!」は…うん、小学生が自分で読むって感じ。私が小さいとき「おちゃめなふたご」シリーズにはまったような感じかしら。それよりももうちょっとノリが軽いですね。本当は「若おかみは小学生!」シリーズを読みたいと本屋に行ったら、シリーズの後ろの方の巻しかなくて、たまたま1巻があった「黒魔女さん」を買ってみたのです。これは特には読まないかな。ハナが興味あれば、自分で読むでしょう。


◆「やまんば山のモッコたち」は、こどものとものシリーズで人気の「まゆとおに」の山姥親子の物語。2,3日かけて読んでいたある日、栞が変なところにはさまってるな〜と思ったら、「ルドルフとイッパイアッテナ」を読み終えたハナが手をつけ始めたのでした(笑)これは、一緒に読もうと思っていたけど、自分で読むならそれもまたヨシ♪


◆「シモンとクリスマスねこ」は小学初級向きと書いてあるけど、私は読むのが辛かったでした。12月24日まで数えながら、シモンに1つずつ夜語る話しなんだけど、1つ1つが短くてすぐお話が終わってしまうので、黙読にてこずってしまったのです。かわいいお話もあったので、アドベントカレンダーのようなお楽しみ的に、12月1日から1話ずつ読んでみるのもいいかなと思っています。


◆「ラモーナとおとうさん」は割と現実的なYA本。YAの本は本当に数えるぐらいしか読んだことないけど、今まで読んだ本だけでも結構容赦ないと感じる。
「ラモーナとおとうさん」でも、お父さんが職を失い、お母さんが仕事に追われるようになり、お姉ちゃんが思春期で難しくなり…家族からだんだんと笑顔が消えピリピリした雰囲気になっていくところとか、それまでの年齢で触れる「児童書」とはやっぱり違うなあと思う。甘いお話から、現実的な話を好むようになるのかな。最後はそれなりにハッピーエンドで、ちょっとホッとしました。
私は思春期にこういう本を読んだことがなかったから、今の子たちがこういう本を読んで、共感するのかどうか、とっても興味があります。