こしぬけウィリー

こしぬけウィリー (児童図書館・絵本の部屋)
こしぬけウィリー (児童図書館・絵本の部屋)
作者: Anthony Browne, 久山太市
出版社/メーカー: 評論社
発売日: 2000/01
メディア: 大型本

「びくびくビリー」と「こしぬけウィリー」、同じアンソニー・ブラウンで、タイトルが似てるので、思わず同時に借りて、同じ日に読みました。どちらも臆病なんだけど、「びくびく」と「こしぬけ」じゃ、臆病の質が違うんですね〜。
どこまでも繊細で優しい「ビリー」のお話も良かったけど、私はやっぱり強くなろうとがんばる「ウィリー」に、エールを送りたいです。
「こしぬけウィリー」の、あははと笑い飛ばせる、そんな気軽さが嬉しいです。鍛えて、むきむきになって、ミリーを助けて…ちょっとむずむずしてきたところで、最後にストンと落とす。今まで読んだアンソニー・ブラウンの絵本が、どこか切ないというか、やるせないというか、そんな雰囲気が漂っていたりしたのに比べ、この「こしぬけウィリー」はカラッと楽しめました♪
良かったからウィリーシリーズ、少しずつ借りようと思ってます。