岡田淳講演会〜梅花子どもの本フェスタ’08

梅花子どもの本フェスタ’08 春季児童文学講演会で、岡田淳さんが来られると言うので、梅花女子大に行って来ました。

児童文学科で色んな講座が行われている、梅花女子大。いつかは行く機会もあるだろうとは思っていたけど、思っていたよりも早くにその機会が来たわあ。

講演会は1時間、「物語と子どもたち」。子連れで参加したので、とぎれとぎれにしか聴けなかったけど、いくつかの本について、あらすじとそれが出来たいきさつ(メイキング秘話!?)を語ってくださって…。こそあどでは、2巻目の「まよなかの魔女の秘密」でした。あらすじを語るところで、鳥肌がぶわーっと。作者の方によるあらすじなんて、贅沢〜☆2回ほど途中で鳥肌立ちました。

作家が何を言いたくて本を書くかということにかなり重点を置いて語られ、特別なメッセージがあるわけではなく、感じや雰囲気や空気といったものを伝えたいのだということを何度か話されてました。
作・絵の絵本としては1冊だけと言う、「ネコとクラリネットふき」の生まれたきっかけの話しなんかも。ざーっと水でしめらせた紙に、ぽたりと落とした絵の具を見ていたら、人とネコに見えたそうで、そこからお話がふくらんでいったそうです。この絵本はよんだことあって、ゆったりした絵本だな〜と思っていたら、岡田さんだったのですね。
教師時代の話(図工の先生で、図工準備室に工夫をこらした様子なんかも)、ドリトル先生の思い出と色んな話が飛び出し、しょうがないんだけど、もっとゆっくり聞きたかったな〜と。いくつか読んでみたい本もできて、しばらくは岡田作品を借りることになりそうです♪

サインは、ハナがこそあど1巻の「ふしぎな木の実の料理法」に、私が「プロフェッサーPの研究室」(これがハナに大ヒット!2冊目も買おうかな)にしてもらいました。それを購入している時、隣でしゃべっていた女子大生が、こそあどシリーズを小学生の時から愛読していて、図書館で10回は借りた…と言う話をしていて、ああ、イイナアとほんわか。

##「ミュージカルスパイス」や「ぬまばあさん」の中の歌に、節があるのか、どんな曲か、よく聞かれるそうです。ちゃんとあるけど、言わないんだそうで(笑)