大どろぼうホッツェンプロッツシリーズ

大どろぼうホッツェンプロッツ (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (1))
大どろぼうホッツェンプロッツ (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (1))
作者: オトフリート=プロイスラー, 中村浩三
出版社/メーカー: 偕成社
発売日: 1990/05
メディア: 単行本
大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (2)) 大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (3))

これまで、読書に関して誰かに影響を受けた…ということがほとんどない私ですが、かこさとしさんの絵本と、この「大どろぼうホッツェンプロッツ」は、小4〜中1の時の友人の影響で読み、好きになりました。
そのシリーズ3冊をハナと一緒に読めたことが、とても幸せです。
魔法使いツワッケルマンが出てきたり、妖精が出てきたりして、ファンタジー色が強い1冊目。おばあさんのコーヒー挽きを取り戻した、終わり方がとても綺麗なんですよね。
「ふたたびあらわる」では何と言っても、ソーセージ&ザワークラウト!そして犬のヴァスティですね♪ワニを想像したらいいのやら、犬を想像したらいいのやら、何やらこんがらがりながら読んで行きました。
「三たびあらわる」では、もうこれは大どろぼうとは言えないんじゃないか…って感じなのですが。ホッツェンプロッツがどろぼうの道具を処分していく場面が大好きです。泥棒稼業をやめたことで、早くから最終巻の雰囲気がただよっていて、ヴァスティの件も解決して綺麗にエンディングを迎えるのが、非常に寂しかったです。
ハナも毎日ホッツェンプロッツを読むのを、とても楽しみにしていました。時々はフライングして、続きを自分で読んでる姿も見かけたり。「ずるい!」なんて言い合いながらも、面白く聞いてるんだなあと嬉しかったです♪