赤ずきん

赤ずきん (大型絵本 (30))
赤ずきん
作者: グリム, バーナディット・ワッツ, 生野幸吉
出版社/メーカー: 岩波書店
メディア:
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絵本グリムの森 赤ずきん (絵本グリムの森 (6))
絵本グリムの森 赤ずきん
作者: グリム兄弟, 天沼春樹, 大竹茂夫
出版社/メーカー: パロル舎
メディア: 大型本
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赤ずきんは私の好きなおはなしです。
ハナにも童話や民話をたくさん読みたいなと思い、私の好きな「赤ずきん」の絵本を探すことにしました。童話や民話はさすがにたくさんの出版社から出ています。どの赤ずきんの絵本にしようかなと田舎の図書館で9冊の赤ずきんの絵本を並べて読み比べました。
が、そのほとんどがグリムの赤ずきんでペロー版(赤ずきんがオオカミに食べられておしまい)がなかったのがちょっと残念。今度ペロー版のも読んでみたいと思っています。

この2冊の「赤ずきん」はどちらもお話は同じで私はパロル舎の絵がすごく好きで買ったけれど、ハナは岩波書店の方が好きなようです。
ウチには他に片山健さんが絵を描いた「あかずきん」もあります。こちらは「フランスに伝わるいちばん古い型のお話をもとにした…」と書いてあって、後半が「三枚のおふだ」のような展開になっています。(赤ずきんちゃんは食べられる前に逃げ出し猟師は出てこない。おばあさんは肉とぶどう酒にされてしまう。)
小さい頃から親しんでいるはずの「赤ずきん」1つをとってもこれだけ結末が違うバージョンがあるのだと知って、また絵本の楽しさを噛みしめています。