6/13の絵本5冊

6/13のおやすみ前の絵本は「ウーフとツネタとミミちゃんと」と「1ねん1くみ1ばんこわ〜い」(最後)から1話ずつ、それに「ハンナのあたらしいふく」「ケチルさんのぼうけん」「ぼくがとぶ」の5冊でした。

「ハンナのあたらしいふく」は「おひさまがしずむ よるがくる」で素敵だなあと思ったオラ・アイタンの絵。やっぱり素敵。
せっかくお母さんがサバスのために作ってくれた白いふくを汚さないように気をつけていたのに…。おじいさんのお手伝いをしたことを後悔しているわけではないけど悲しい、って気持ちはよくわかります。その後、お月さまが優しくてらしてくれて、ドレスは白くかがやきます。ここで安易にお月さまの魔法で汚れが落ちでもしたようには書いてないところが良いですね。きっとお月さまの光で輝いているだけなんだろうけど、もしかしたらそういう魔法がかかったのかも…って感じれる部分を残してあるのでより心に残ります。

「ケチルさんのぼうけん」はおかしかった!ケチルさんって絵本によく出てくるようなごうつくばりなケチじゃなくて、愛嬌のあるケチでした。コツコツ貯めたお金を100倍に増やそうと知恵を絞ってでかけたのはいいけど…。すごいドジ。ここで底なし沼があるか〜って感じでついつい笑ってしまいました。そう、ある意味ハッピーエンドなのですよね。きっとまた翌日からコツコツとけち道に励むことでしょう(笑)

「ぼくがとぶ」は文章をぐっと抑えた、ささきまきらしい絵本。飛行機を組み立てるあたりでちらっとバムケロが頭に浮かんだり、飛ぶページでは「変なお茶会」、はたまたネッドくんが頭に浮かんだりしたのですが、もっと素直に「心(気持ち)も飛べる」絵本でした。
パパママの顔の4コマでは、パパは手を振りながらもビックリ目なのに、ママは点目になって笑顔が出ている所がクスッとおかしく、ナンカイイナァと思わされました。最後のセイウチも何とも言えません!

ハンナのあたらしいふく ケチルさんのぼうけん オンライン書店ビーケーワン:ぼくがとぶ おひさまがしずむ よるがくる バムとケロのそらのたび 変なお茶会 よかったねネッドくん