7/11の絵本5冊「かさもっておむかえ」他

7/11のおやすみ前の絵本はハナが「お母さんが選んで〜」と言ったので、短めを選んで(あとでちょっとブーイング出たけど、お母さんにまかせたアナタが悪いのよ〜♪)「車のいろは空のいろ 星のタクシー」から1話と、「うさこちゃんがっこうへいく」「ノンタンいもうといいな」「かさもっておむかえ」「つんつくせんせいととんがりぼうし」の5冊でした。


「車のいろは空のいろ 星のタクシー」では、タイトルにもなっている「星のタクシー」を読みました。
とても幻想的な1話で、すきとおったりんかくだけの町のくだりでは、私も星の町に行っているような感覚になりました。
ただ残念なコトに、1話目の「ぼうしねこはほんとねこ」といい「星のタクシー」といい、中の歌の良いメロディーが浮かびませんでした。
ちょっと難しいぞう。


うさこちゃんがっこうへいく」は最近購入した絵本なのですが、私がすごく入り込みました。
というのも、ハナの通っていた幼稚園は私立だったせいか、ちっとも中の見えない園でした。市立の小学校に行っている今、ハナたちの描いた絵、朝顔の観察、工作で作ったもの、少しずつを見せてもらい、毎回新鮮な感動を覚えています。
上手にできたものも、ちょっと失敗しちゃったものも、ハナに聞いて、見て、その時その時の様子をうさこちゃんに重ねて見ていました。


ノンタンいもうといいな」も最近買った絵本。ノンタンはアニメのイメージが強すぎて、最初は好きではなかったのですが、声に出して読んだときに初めて良さがわかった絵本でした。
ノンタンの素直さが声に出すとすごく気持ちいい。ノンタンとタータンの様子はハナとマオにもあてはまり、そうそうと頷いてしまうのでした。


「かさもっておむかえ」…征矢清さんの文章を読むのは初めてでした。
雨が降り始めたので、傘を持ってお父さんを迎えに来たかおる。5,6,7だいと電車を待ってもお父さんは帰ってきません。
ちょっとトトロの1シーンを思いながら読んでいくと、ねこが出てきて乗り換えの駅まで迎えに行こう、連れて行ってあげるよと言うのです。
かおるの不安とドキドキと、そして不思議な世界。
心情をみごとに描いた征矢清さんの文章と、ほぼ後ろ姿のみでそれを表した長新太さんの力。
改めてすごい絵本だと感じました。
最初と最後の歌、もっと工夫して読めば良かったなあ。と次回への課題も残しつつ…。


「つんつくせんせいととんがりぼうし」は底抜けに楽しい絵本!
たかどのほうこさんって本当にすごい!
つんつくえんのつんつくせんせいは劇で使うとんがり帽子を作りました。工作は下手だけど、みんなが気に入ったのでそれをかぶって散歩にでかけます。が、その帽子をちょっとのハプニングから持って行かれてしまいます…。つんつくせんせいとみんなはどうしたでしょう!?
整列して散歩する場面はマドレーヌの絵本のようでもありますが、その姿はなんともおかしいとんがり帽子姿。笑わずにはいられません。そして、おちゃめなこざるはキュリアスジョージのよう!?怒っているつんつくせんせいの顔も、作り直した帽子も全てがおかしい!すっかりつんつくせんせいのファンになったので、シリーズの他のも絶対読みます!

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