ちいさいいすのはなし

いすの絵本が好きです。
一番身近な家具だからなのか、椅子がテーマの絵本には、楽しい絵本、じんわりする絵本、たくさんの良い絵本があります。

「かあさんのいす」や「ピーターのいす」といった海外の名作から、「どうぞのいす」「ワニくんのイス」「森のイスくん」「いすがにげた」「ぼくのイス」…。
ちょっと思いついただけでも、結構あります。

今日、紹介したいのは、「ちいさいいすのはなし」。

ちいさいいすのはなし (おはなしのほん)
ちいさいいすのはなし (おはなしのほん)
作者: 竹下文子, 鈴木まもる
出版社/メーカー: ハッピーオウル社
発売日: 2006/11
メディア: 大型本

サンゴロウシリーズで、ハナと一緒に、すっかり竹下文子さんと鈴木まもるさんご夫婦(ご夫婦ですよね!?)のファンになってしまった、私。
竹下さんのブログ「閑猫堂」を読んでいて、この絵本を知りました。
2年近くも前に出版されているのに、全然知らなかったのです(^^ゞ

鈴木まもるさんが、ベニヤ板に絵を描いて出来たという、この絵本。
その絵を見るのが楽しみで楽しみで、予約して借りました☆
木目が、光のように見えたり、雨のように見えたり、寂しさを引き立てていたり。とにかく綺麗でした。
お話自体は「クラシック」と竹下さんが書かれていたようにオーソドックスな話ですが、じんわり沁みる良いおはなしです。

この原画、見てみたいなあ〜。