加島絵本講座ラスト

「絵本展を体験しよう」のタイトル通り、今日は絵本展体験でした。

何をしたかというと…。

近所の保育園の、4歳児さんと5歳児さんが来てくれました。(本当は5歳児さんだけだったはずなのですが、予想外のハプニング^^;)
とりあえず60人もの子どもは、会場には入りきれないので、半々に分かれて、半分は加藤先生の読み聞かせ、半分が絵本展で受講生と絵本の読み合い。で、受講生も半分にわかれて、半分が加藤先生の読み聞かせの見学、半分が絵本展で子どもとの交流。

私は4歳児さんの方のグループへ。まずは加藤先生の読み聞かせでした。
加藤先生が子どもたちに絵本の読み聞かせをしているところ、見てみたいと思っていたので、すごく嬉しい!
部屋に入ったところから絵本を広げて、何も言わずにページを繰るのが加藤流。どうぶつえんであそぼの「かば」からのスタートでした。広げて、手でちょっと合図するだけで、子どもたちが自然に列を作って座る。もうそのすごさったら。

4歳児ってこんなに集中して絵本を聞くんや!というほどの緊張感&集中ぶり。次は「ぞう」、「うえにはなあにしたにはなあに」、「もこ もこもこ」、「むしをたべるくさ」、「ZOOM」でした。

「むしをたべるくさ」とか、科学絵本なだけあって、けっこう文章の量があります。加藤先生は、これを意識してフツウのしゃべり言葉ぐらいのスピードで読んでました。こんなに早く読んで理解できるのか、と思っていたら、これが本当に聞いているし楽しんでる。目から鱗おちまくりです。スピードよりも、間の方が大事とのことでした。
時間が来たので「ZOOM」でかなり端折ったのは、残念だったと言ってはりました。

4歳児さんと一緒に絵本展の和室へ移動。受講生一人が数人の子どもと、自然に読み合いの小グループを作っていきます。

一人で絵本を見ている子にじわりと声をかけて、一緒に絵本を読みました。読んであげるのではなく、一緒に見る。「コレ見てー」「これすごい!」「これなーんだ?」と声をかけてくる子たちとワイワイ絵本を見て楽しみました。
一緒に見た絵本は、「きりのもりのもりのおく」や「おばけでんしゃ」、「からすのパンやさん」「うえにはなあにしたにはなあに」など。
たまに輪から抜けて、自分の見つけたすごい絵本を先生に見せに行ったり。逆に見て欲しいページを抱えた子が「ほらこれ!」と持ってきたり。

一人の女の子が「ルルちゃんのくつした」を読んでと持ってきたので、それを2,3人で読んだところで終了。とても面白かったです。

終わった後、感想を言って講座修了。5歳児さんの読み聞かせはめっちゃテンション高くてすごかったらしい。

お昼からは希望者だけ、お昼を食べながら、色んなお話をしました。
手作り絵本の講座、ないですか?と加藤先生にたずねたら、今は年に1回のいろいろセンターでぐらいとのこと。今年抽選に外れたし、もうちょっと手作り絵本作ってみたいので、講座があるといいなあと。
一人、絵本を作って持って来てはった方がいて、それを見せてもらったらとっても素敵だったのです。角丸の絵本だったので聞いたら、ストッキングの紙を使ったとのこと!すごいアイデア☆でも残念ながら、ストッキングなんて年に一回買うかどうか…。

昨年は何となく遠慮してしまったのだけど、今年は引っ込み思案はヤメて、見てもらおうと決心して行ったので、この前作った絵本を見てもらいました。みんなにもワイワイ見てもらって、先生にも「もう作れるやん、講座いらんやん」と言われたのだけど、私が作るのはすっごく個人的&邪道な絵本ばかりで…。別に絵本作家になりたいとか、応募したいとかそんな野望があるわけじゃないけど、個人的な絵本は何を作っても「いいじゃない」ってなるわけで…もうちょっと一般化したような絵本を作ってみたいなあと思っているのです。

加島の絵本展で今回チェックした気になる所、紹介しておきます♪

今回何度も裏を見たのだけど、もう一つ分からない4段面展台。裏には木が二本打ってあるだけの立てかけタイプのようです。本を置くだけで安定してるのかなあ。


小さいダンボール箱でできる面展台。これ昨年の加島での講座の時に作るのを見ていたのだけど、しかもメモったのに、さっぱり分からず。いつか家でも作ってみたいタイプです。


室内のPOPコーナー。新作がならんで、「コレ、読みたい」という気にさせてくれます。ただ、その絵本がなかったりするのが難点(;^_^A