松谷みよ子講演会

帰宅後は夕飯を準備して中央公会堂へ。
19時から松谷みよ子さんの講演会でした。夜の講演会は初めて。思いっきり迷って、時間もないというのにイルミネーションの写真とか撮るのに夢中になる浅はかな私(笑)でもブレブレでダメダメ。

公会堂での講演会は、なんだか雰囲気が違う。

さすが大先生の講演会です。

主に生い立ちや童話を書くようになったきっかけの話でした。この前の元永さんの講演会でも思ったのだけど、やはり激動の時代を生きてこられた方は、その背景も大きなものがあり、生い立ちやこの世界に入ったきっかけだけで何時間でも話せるぐらいのものがありますね。
私としては、もっと執筆や絵本や本の出版に関する話を聞きたいのですが…。先日、ドロドロの自伝「小説・捨てていく話」を読んでいたので、旦那との結婚の話で「このタイミングで結婚したのかあ」とつながったり、それはそれでなかなか面白かったです。
民話採訪のお話は、本当にいきあたりばったり、足で民話を探し求められたと知り、そういう時代だったのか、それにしてもすごい熱意、と興味深かったでした。

サイン本を販売されているとのことだったので、1冊目の自伝「自伝じょうちゃん」と悩んで、そちらは今度借りることにして、結局「龍の子太郎」を購入して帰宅。
とにかく私のファーストブックでもある「ちいさいモモちゃん」の松谷みよ子さんの声が聞けた、それだけで大満足な時間なのでした。(私はあまり絵本なんかを読んで育って来ていないので)