色画用紙

加藤先生の手作り絵本講座は、気軽にできるんだよ、どんどん作ってみよう!と、絵本作りへの敷居の高さをなくしたものでした。
準備する物は八つ切り画用紙4枚と、表紙用のボール紙、表紙になる色画用紙、ガーゼ。道具はカッター、カッターマット、ボンド、スティックのり。これだけ。
家にあるものにちょっと買い足すだけでできる気軽さがとにかく嬉しく、とにかく何冊も作りました。
作ったものを講座で発表しては、それに対してやいやい言われるのも面白くって、先生に「傑作」と言われたり、講座を微妙な空気にしたり(笑)
いかにも手作り感あふれている絵本だけど、化粧断ちされた絵本はすごく断面がきれいで、自分がそれを作ってることがすごく嬉しかったのです。
講座から時間があくと作り方があいまいになって、塗ったらダメなところにボンドを塗ってはガビガビにさせたことをめぐままさんとしゃべって笑ってました。

福岡に戻って来てふくまめに出会ってからは、スティックのり製本からでんぷんのりへと変え、豆本講座に行って、道具もちょっとずつそろえて、色んな紙や布を探して…ってやってるけど、今でも絵本を作るときは画用紙と色画用紙で作ったあの絵本たちや、加藤先生の講座のあの空気を思い出して、大事にしたいと思ってマス。