ポチポチのとしょかん

ポチポチのとしょかん
ポチポチのとしょかん
作者: 井川ゆり子
出版社/メーカー: 文溪堂
発売日: 2003/11
メディア: 大型本
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としょかんに行ったぼく、あれもこれも読んだしなんだかつまらない。そこへポチポチくんが声をかけて、ポチポチくんのとしょかんへ行きます。そこはどうぶつたちのためのどうぶつたちが書いた本がずらっと並んだ図書館でした。動物たちは自分に合った本をそれぞれ読んでいます。そして魔法の本を見つけ、ポチポチくんが魔法を唱えると…。

ハナはこの絵本がなんとなく好きなようで、続けて持って来ることはあまりないけど、しばらく経った頃にまた持ってきます。
私は内容よりもこの描かれている図書館が、学校の図書館を思い出させるのでいつも気になりながら読んでいます。平日に市の図書館に行くと子どもの本のコーナーはガラガラで、そのせいか、そこで寝ている大人がいたりしてなんだかがっかりします。ポチポチの図書館みたいに、活気があって、それぞれが思い思いに自分の選んだ本を読んでいる、そんな当たり前な図書館の姿にハッとさせられるのです。