ハナ:みんなおなじ でも みんなちがう


みんなおなじ でも みんなちがう
作者: 奥井一満,得能通弘,小西啓介
出版社:福音館書店

去年はとにかく最近の絵本をたくさん買った年でした。
文庫ではロングセラーな絵本よりも、現代の絵本の方が人気があり、そのことが私の選本にすごく影響を与えました。美しいけれど地味な絵本よりも、明るく、にぎやかな絵本がやはり目を引くのはしょうがないのかもしれません。
今年はもっと自分で1冊1冊を選んで選んで買って行こうと思ってます。
そして、たくさんのオモシロイ絵本、良い絵本をこどもたちに紹介していけたら良いなあと思ってます。

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以前図書館で何冊かざっと見て、「お」と思っていたのにタイトルを忘れ去っていた絵本がありました。
その本の後に読んだ「まめ」(平山和子/福音館書店)ばかりが印象に残ってしまって、思い出したいのに思い出せない、そんな状態がずっと続いていて…。
そして11月の「えほん展いろいろ」で再度出会いました。
『みんなおなじ でも みんなちがう』

かがくのともの5年前に出たものなのでバックナンバーで購入することもできず、ネットの古本屋さんを探し回り、メールで問い合わせ…そしてやっと手に入れることができたのです。

「みんなおなじ でも みんなちがう」だけの文章と写真を見ては、「何を私は焦ってるんだろう」とちょっとのんびり立ち止まってます。
ヤママユガの繭のページは、その鮮やかな黄緑色にしばし見とれてしまいます。