7/20の絵本5冊「ロッタちゃんのじてんしゃ」他

7/20のおやすみ前の絵本は「オバケちゃん」から2話と、「ロッタちゃんとじてんしゃ」「くさびら」「おー、うんこ」「うんこ日記」の5冊でした。
…なんだかうんこ日和!?


「オバケちゃん」からは4話目と5話目を読みました。
チータちゃんがおとうちゃんとおかあちゃんと離ればなれになった訳が話されます。それで、オバケちゃんとチータは鍵となる、パパという名の絵描きさんと、その娘ノンちゃんを探します。
お話の中ででてくるあかちゃんとの遊び歌、「ここはじいちゃんににたところ ここはばあちゃんににたところ…」というの、松谷みよ子さんの絵本や本の中によく出てきますよね。気になりつつも今まで、知らないんですよ〜。
検索するとリズムで載っているだけなので、特にメロディーがあるわけではないのかな?


ハナが3歳ぐらいのときに一緒にロッタちゃんの映画を(DVDで)見たことがあるのですが、多分ハナは覚えていないだろうなあ…。「ロッタちゃんとじてんしゃ」は文章でも絵でもかなり書き込まれているし、内容的にも満足度は五つ星♪ちょっと文章が長すぎる感はあるけど、いいのです。
ロッタちゃんは兄さんと姉さんが自転車に乗っているのがすごくうらやましくて三輪車にやつあたりするほど。それなのに、五歳の誕生日に自転車をもらえなかったロッタちゃんは、隣の家のベルイおばさんの家から大人用自転車を盗み出そうとします!
五歳なりたての女の子とあなどるなかれ。おしゃまな口振り、度胸、社交術…どれを取っても一級品ですよ、ロッタちゃんは。「あたい」と言うちょっとはすっぱな一人称がまたなんとも可愛らしいんですよね。


最近狂言絵本が出ています。狂言といえば教科書にのっていた「ぶす」。今年だけでも講談社ポプラ社から相次いで絵本として出ていますね。古典芸能にはとんと疎いので、そのぐらいしか知らなかったのですが、気になる竹内通雅の絵ということで「くさびら」を読みました。
狂言を元にした絵本というとちょっと身構えるけれど、「え?」というぐらい単純なお話。
庭に不思議なくさびら(きのこ)が生えて困っている、という男に頼まれた山伏が呪文をとなえて取ろうとしますが…。
竹内通雅の大胆な絵がぴったり合っていました(^^)


「おー、うんこ」はすっごく大胆なナンセンス絵本。言ってることはシンプルの一言につきます。
たべたものはださなくてはいけない
これだけ。
馬がいい味出してます。
怖いぐらいの迫力の絵なのに、目が白目だったりバッテンだったりぐるぐるだったり…愛嬌もたっぷりな絵本なのです。


今日はインパクト強い絵本ばかりねえと言うぐらい、強烈な絵本が多かったです。「うんこ日記」もその一つ。初めてこの絵本を見たときの衝撃と来たら!
まず表紙。トイレですよ。「うんこ日記」のタイトル(しかも明らかにうんこっぽいレタリング^^;)にトイレのリアルな絵。これだけで、もうノックアウト。
一週間、食べたものをうんこ日記にしてしまうというアイデアに脱帽でした。
裏表紙のトイレットペーパーの絵がまた、すごく好きです。
とても濃い絵で、遠目にもよく見えそうなので、読み聞かせにも使いやすそうですね♪

オバケちゃん ロッタちゃんとじてんしゃ 狂言えほん くさびら (講談社の創作絵本 狂言えほん) おー、うんこ うんこ日記