講演会<かとうけいこ流 絵本のよみかた楽しみかた>

午後は東大阪市立花園図書館での加藤啓子先生の講演会へ。
以前行った子育ていろいろセンターでの絵本講座と同じような感じに、面展台をたくさん使って絵本が並べられ、どんどん読みながら語ってくださいました。

「今日は幼稚園や学校の先生が多いと思うけど、そういう人はメモを取ろうと張り切っているからすぐわかる。私の講演会はメモ禁止!」 と始まりました。
もちろん、私もメモの準備バッチリでしたよ。といっても、内容をではなく、気になった絵本のタイトルをメモしておこうと…。(絵本の読み方は加藤先生はまた独特。メモでなんか残せないです!)
まあその分、かなりしっかりした資料が準備してあるので、メモなくても絵本は思い出せるのですが。


とにかく読んだ絵本の数がすごい!
「トトトのトナカイさん」「あめがふるひに…」「おいしいね」「テレビくんにきをつけて」「まめうしあいうえお」「いわしくん」 「じてんしゃきこきこ」(ハナは今回これが一番気に入ったらしい… 絶版のやつだよ><)。 「じてんしゃきこきこ」は以前お話を聞いたときにはもう一つ魅力がわからなかったのですが、今回はすごく伝わりました。確かに私もほしいかも!!
声を一緒に出したりするから、聞いてる方も楽しい。一度声を出すと、その後もすんなり出るんですよね。子ども相手の読み聞かせではないので、かなりテンポよく進んでいきます。「テレビくんにきをつけて」は初めて見たけど(「トマトさんにきをつけて」なら読んだことある)なるほど、かなり読者年齢としては高めですね。
ここで疲れたでしょうと字のない写真絵本「リマーニ」を。これがまたすごい!思わず一緒に手も動き出すし、すごく美しい。

「ぞうくんのさんぽ」「ぞうくんのあめふりさんぽ」「ぞうくんのおおかぜさんぽ」の三部作を全て読み、会場の子どもたちも大喜び♪
さらに、「はっぱじゃないよぼくがいる」「みんなおなじでもみんなちがう」、どうぶつえんであそぼシリーズの「ぞう」「ごりら」「かば」も取り上げたし、「ZOOM」の導入は以前も聞いたけど、最高!
近藤薫美子さんの「かまきりっこ」「たねいっぱいわらったね」「のにっき」を読んだ後は「ママがいっちゃった」を。
私はこのころマオを追い回していたので、内容が飛び飛びなのですが、みんなかなりウルウルきていた様子。
「ぼくのおじいちゃんのかお」「もこ もこもこ」の読み方、「ゆうたはともだち」の良さ。 (「ぼくのおじいちゃんのかお」を0〜1歳の子たちに読んだという読み方は思いもしなかったけど、すごく伝わる感じがわかりました。)

終わった後の質問に答えるのも30分! 質問に答えながら、さらに「はじめてのおつかい」について軽く語り、 「みんなうんち」の楽しみ方、型にはまった読み聞かせをするのではなく、 絵本で良い時間を持つことの大切さを言われました。
怖い本と言われてもおばけの本は加藤先生は読まないらしく(御自身の絵本を読みに行った経験やそこでの話から)、怖い本読んでと言われたら、私だったらコレを読みますと取った本は「おどります」(!)や「実物大恐竜図鑑」。


ものすごい情報量に(それでも加藤先生のお話しを聞くのは数度目だから、かぶっている部分があって助かったかも)帰りはぐったりなりました。
メモは結局時々しか取れなかったので、順番がバラバラだったり、抜けたりしているかも。
以前のてづくり絵本講座でご一緒した方にも会いました。 が、お名前がわからない〜(;^_^A
帰りにもちょっと声をかけていただき、嬉しかったです。 もうお一人いたと思うけど、ちょっと自分の記憶力に自信ないわ。
終わった後に、しばらくいくつかの絵本をハナと手に取っていたら、いつの間にか会場ははけてました(;^_^A
まあ、最初に目が合った時に挨拶はしたので良いか〜。

トトトのトナカイさん あめがふるひに… おいしいね テレビくんにきをつけて まめうし あいうえお (まめうしのあかちゃんえほん)   ぞうくんのさんぽ ぞうくんの あめふりさんぽ (こどものとも絵本)  はっぱじゃないよぼくがいる (森をあるけば) みんなおなじでもみんなちがう (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん)  どうぶつえんであそぼ ごりら  Zoom (Viking Kestrel picture books) かまきりっこ たねいっぱいわらったね のにっき―野日記 ママがいっちゃった…  もこ もこもこ (ぽっぽライブラリ―みるみる絵本) ゆうたくんちのいばりいぬ・ゆうたはともだち (あかね書房の大型絵本) はじめてのおつかい(こどものとも傑作集)  おどります 実物大 恐竜図鑑