7/24の絵本5冊「エリカ 奇跡のいのち」他

7/24のおやすみ前の絵本は「ゆりくまさん」から1話と、「そのつもり」「にゃーご」「あしにょきにょき」「エリカ奇跡のいのち」の5冊でした。


「ゆりくまさん」は我が家に大分長いことある本ですが、実は私も読んだことありません。今日からハナと一緒に読んでいくのが楽しみです。
1話目はデパートの中でぬいぐるみのゆりくまさんが歩いたり、しゃべったりできるように練習し、とうとう抜け出したところまで。トランプ占いで自分と暮らしてくれるかわいい女の子を探し、占いに出た女の子を探しに行くのです。


「そのつもり」は私が絵本を好きになった初期に買った絵本。買った頃は旦那と「いいねえ、それ」と言うのがブームになりました。アホな夫婦や(^^ゞ
ウシが出てくるシーンだけは、ドキドキしてなかなか慣れません。
そのつ森の動物たちは、空き地をどう使おうか、ずっと会議を開いています。誰かが提案するたびに、「いいねえ、それ」とそのつもりになるのです。


「にゃーご」は表紙、裏表紙の大迫力の絵がインパクトある絵本。この開いた表紙の絵にノックアウトされる人は多いはず!
でも、中身はまさに宮西達也さんテイストで、ほんわかします。
遊んでいて先生の話を聞いていなかったこねずみ3匹は、「にゃーご」と現れたねこにのんきに話しかけます。怖がらずに話しかけてくるこねずみにねこは調子がくるうけれど、もも狩りに誘われて、もものあとはこねずみを…ひひひひ…と考えます。
「にゃーご」と絵本の中で言うたびに、普段はハナの絵本タイムに割り込んで来ないマオまでが「にゃーごにゃーご」と大合唱。にぎやかでした(^^)


「あしにょきにょき」も子育ていろいろセンターで知った絵本です。いつか読書タイムに読みたいと思っていたのですが、よく考えてみると…そらまめ。季節がありますね(;^_^A…次の初夏の頃に読んでみます。
「ある朝ジジ・ジャンボウはおったまげた!?」でおちんちんが伸びるなら、「あしにょきにょき」ではどんどこどんどこ足が伸びて行く〜。ただ伸びてちぢむだけの絵本が何でこんなに面白いんでしょう!?
こんな絵本をどちらも日本の絵本作家さんが描いたってところが、また嬉しい。
この絵本の作家さん、深見春夫さんって全然知らなかったんだけど、かなり絵本描いてはるんですね〜。また探して読んでみます♪
もちろんこちょこちょはみんなでくすぐりっこ(=^0^=)


「エリカ奇跡のいのち」は先日書いたdandanの11号での「伝えたい!愛と平和」特集に紹介されていて知った絵本。ずっと気になっていたけどやっと読むことができました。
私が惹かれた、この紹介文をそのまま引用させてもらいます。
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この子だけでも助かって!衝撃的な実話を絵本化


走る列車の窓から、母親は生まれたばかりの赤ちゃんを放り投げた。普通なら殺人行為だけれど、第二次世界大戦中のドイツの異様な状況の下では、それは「この子だけでも助かってほしい」という、母親の愛をあらわす行為にかわってしまいます。そんな戦争のおそろしい力を印象的に描いたこの絵本は、衝撃的であり、また感動的です。
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この本はハナには理解できないだろうと、今の時点でハナと読むつもりはなかったのです。でも今夜の絵本で選んできたので、「難しいかもしれないよ」といい、それでもちょっと心配そうにしながら持って来たので、一緒に読みました。
私自身ユダヤ人の大量虐殺に関する知識と言えば「アンネの日記」や「シンドラーのリスト」ぐらいなのですが、絵本を読んだ後も、ゆっくりゆっくり話しをして少しだけ理解できたようです。エリカのお母さんを思って涙していました。
先日より「わたしのいもうと」や「おかあちゃんごめんね」など、重いテーマの絵本を読むと「もう読まへん!」と拒絶していたけど、この絵本では一度も言いませんでした。むごいと感じるだけではなく、ちゃんと理解して「NO」と思ってくれると良いなあと思います。…寝る前にしてはヘビーすぎたかも知れませんが。
全ての絵が印象的で、特に表紙のベビーカーがなんとも切ないです。

ゆりくまさん そのつもり にゃーご オンライン書店ビーケーワン:あし にょきにょき エリカ 奇跡のいのち