どいかやえほん原画展

義父も誘って、電車で鹿児島市のメルヘン館&近代文学館へ。

昨年一人で行かせてもらったのだけど、メルヘン館はも少し大きくなったら、もう楽しめないかも、と今年はハナと行こうかなと思っていたのです。メルヘン館でゆっくり遊んで、近代文学館を足早に見て回って、イベントスペースへ。

 
今年はどいかやさんの原画展があってました。昨年は大島妙子さんだったけど、ここの適当な広さと展示の配置具合が、とても好きです。
 
トラリーヌのフェルトの原画はフェルトなのにもけもけしてなくて驚いたし(本当に凄く綺麗なの!)、「みけねこキャラコ」「パンちゃんのおさんぽ」の原画も見れて嬉しかった。
でもやっぱり良かったのは、「チリとチリリ はらっぱのおはなし」、「チリとチリリうみのおはなし」の2作。
ほとんど、2場面でも3場面でも、見開き分を1枚に描いてあるどいかやさんの原画は、見やすくてすごく綺麗。
カバーの絵も見返し部分から反対側の見返し部分までを一枚の紙に描いてあって、カバー見返し部分の絵本紹介のためのスペースや、背のタイトル部分のスペースまでぴったり考えられての原画に、もうビックリ。
どうやって描いてるの?と思うぐらい、下書きの線なんかがなくって、とても綺麗な色鉛筆での原画にウットリでした。
どいかやさんの絵本は3冊持っていて、もう増やさないでおこうかな、と思っていたのに、やっぱりこの2作品を買って帰りました(^^ゞ