図書ボランティア講座

今日は、図書ボランティアの講座、読みきかせ実践編でした。
私は、マオが一番練習につき合ってくれる「もくもくやかん」を持っていきました。まずないだろうと思いながら、かぶった時ように予備の絵本も数冊抱えて。
「もくもくやかん」は文章も短いし(ここ、ポイント!笑)、この前絵本の会のときにかがくいひろしさんの名前を挙げたら、一人しか知らなかったので紹介をかねて選びました。

挨拶をして、「さあ誰から、読む〜!?」とちょっと場に緊張が走った時、H先生が「私のちょっと重いのよね」と言うので「じゃあ、私軽いので」とトップバッターさせてもらいました(^^)

だって、私以外は学校へ月に何度も読みに行っているベテランさんです。他の方の上手なのを聞いたら、絶対やりにくいわあ。
でも、やっぱりめっちゃ緊張しました。昔、もうちょっと声を高くと言われたのは意識したけど、ゆっくりは読めなかったなあ。みんなの前に出ると、テンポがわからなくなります。

H先生は次に「まちんと」を。間の取り方が分からないと言ってはったけど、やっぱり落ち着いた語り口は、とても安心して聞けるのです。字のないページも十分間を取って、後はやはり絵の力がすごいですね、「まちんと」。炎が怖い。
後はメンバーが「ねずみのいもほり」、「ねずみのでんしゃ」(かぶってすみません〜と言っていたけど、ハードカバーとペーパーバックの違い、お話しと絵の違い等比べて、それも面白かったです)、「ちいさなヒッポ」、「えんそくバス」と読んでました。
やっぱりみんな上手い!声も通るし、ちょっとエンターテイナーな方も。こんな場ではありえないぐらい、笑いがでました。
普通の読みきかせだったらチェックされそうな持ち方をしてはる方もいたけれど、それで安定しているし、全然見えにくくもなかったので、なるほど〜と思いました。

講座の先生はとても気さくな方で、最後に「ハのハの小天狗」を読んでくれました。飯野さんの絵にしては色がスッキリして、見やすいなあという印象でした。そしてやっぱり、面白い(^o^)
私、以前読みきかせ講座に行ったときに飯野和好さんの絵本を選んで行って、その時もう一人飯野さんの絵本を持ってきた方がいてはったんだけど、その時二冊の絵本を見くらべて、どちらが遠目にきれいに見えるかという話が記憶にあり、それを思い出しながら、なるほどいいなあと思いました。ちょっと紙芝居寄りだ、ということでしたが。

私たちが読んだ分の講評は、特にダメ!って点は触れず、こうした方がページが浮かないとか、ペーパーバックのものを読む時の注意とか、そういう技術的な注意が主でした。
私には、「もくもくやかんは、もっと思い切ってやっても良いです」と。
確かに、淡々と読み過ぎたかも。しかも、途中から「早く読み終えたい」とスピードアップしたことも、見抜かれてました(@@;
(いや、みんなにページをめくってからのもう一呼吸が欲しい、後半速くなると言われたのですが、読みながら自分でも速くなってテンションが下がったのがわかっていたので^^;)

みんなが読んだ絵本、ほとんど知っている絵本だけど、読んでもらったのは「えんそくバス」以外初めてだったので、すごく面白かったです。「ちいさなヒッポ」がちょっと離れたところからみたら、あんなに綺麗だとは、全然知らなかった〜!!!すごく良い発見でした☆ 家に帰ってさっそく「ちいさなヒッポ」を本棚から取り出し、遠くから見て「うん、やっぱり綺麗」と確認しました。