おしいれのぼうけん

おしいれのぼうけん (絵本・ぼくたちこどもだ)
おしいれのぼうけん (絵本ぼくたちこどもだ 1)
作者: 古田足日,田畑精一
出版社/メーカー: 童心社
発売日: 1974/11
メディア: ?

マオ、5歳が見えてきました。
ハナは絵本を読んでいてわからない言葉や事柄が出てくると「『責任』ってなに?」とか「なんでこの人はいなくなっちゃったの?」とか、中断してでもすぐに聞いてきましたが、マオはしばらくジーッと聞いて、ちょっと経った頃「『あかがね』ってわからん!」とかキッパリ言います。説明すると「ふーん」「わかった」と言うけど、別に説明してもしなくてもかまわないような、そんな雰囲気。こういう絵本の聞き方でも、それぞれ違ったりするから面白い。
ふと、マオに「いやいやえん」を読んだら、どうだろうか…と思いついて、押入のダンボールを出してみたのですが、児童書の箱の中になかったのです。じゃあ、奥の絵本の箱の中に入れたかな、と思ったけど、重くて出すまでがんばれなかった。
とりあえず「『おしいれのぼうけん』からいっとくか!」と「おしいれのぼうけん」を読んでみました。
やっぱりこの本はすごい。怖がって聞いているな〜って伝わってきます。こうやって体から出てくる緊張感が伝わるのも、親子で絵本を読む醍醐味です。幼かったハナに読んだ時は怖さと「どうなるの?」っていう不安からくる緊張感って感じだったけど、マオは本気で怖がっているくせにどこかワクワクしている感じ。
でも読んだ後はどっちも、「こわかった〜」って笑顔で言ってました(^^)